2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

人の欲せざるをなんとかかんとか

僕がアルバイトへ向かうのは午前中であるから、駅やら道やらで、たくさんの人と一緒になって、毎朝せかせかと歩く。そうやって、たくさんの人が限られたスペースを行き来しているわけだから、小道や歩道では右側か左側、どちらかに寄って歩くべきであって、…

折られて板

携帯電話の形状を見ていると、画面の部分とボタンの部分とで、ちょうど二枚の板になるように、パキッと折ってみたら、どれほど気持ちのいいことか、と感じるときがあります。この形状には、そういう間違いを誘う意図的な何かが潜んでいるとは思いませんか。

ねこ

僕の住む家のまわりやアルバイト先で、よく猫を見かける。らららららっと走っている。そうして、ヒョッとこちらを振り向く。じっと見ている。 興味深いぞ、猫。

外を歩いていると、暑くて暑くて汗がどろどろと流れてきます。空を見上げて、何かおおらかな気分を呼び起こそうと試みてはみるものの、ただ息苦しいばかりでうんざりします。頭上の空のひろがりをまったく感じられず、青い蓋でもされているかのようです。そ…

今の次、その次でまたその次

梅雨明けを言い渡されて、やぁようやく夏かと思っていたら、もう八月を意識しなくてはならない時期になってしまった。いまはまだ七月なのだけれど、7の次の8であるところの八月ってものを意識したことにせにゃ言葉が通じないのだ。

夏の怪談

猛暑猛暑。 自室にいながらも「こまめに水分補給を」ってことで水やアイスコーヒーを飲んでいると、いつの間にかコップの表面が水滴でびちゃびちゃになっている。びちゃびちゃになっているコップを持ち上げると、今度はそれがだらだらっとなってきて、テーブ…

みちくさ

方々から「金、貸してくれよー」っとせがまれる健三さんは、終わりには、はたしてどうなるのか。という点は、面白みのほんの一部分であって、夏目漱石先生の文章は、なにより簡素であるから、心地よく文字を追うことができるのよ。もうあと三分の一ぐらいで…

歌よみに与ふる書

僕はいま25歳なのですが、正岡子規がその年齢のころ、ていうかなんでいきなり正岡子規かっていうと、ある本の『近代俳句の流れ』ってページを眺めているからで、というわけで25歳のころの正岡子規は、幸田露伴に自作の小説を見せて不評を食らっていたようで…

テルミーワーアアーイ

今年の上半期は、ニール・ヤングの代表作『AFTER THE GOLD RUSH』をよく聴いていた。 地味な感じがいい。 部屋で一人で音楽を聴く際の、僕の情感と非常にマッチしている。 僕の生活はアコースティックギター。

右肩上がり

電車に乗ってぼんやり座っていると、正面の座席に座っているのがみな女性であって、そのうえ見事なまでに、左から女子高生、スーツ姿のOL、変な服のおばさん、おばあさんという、右上がりの年齢模様であるさまに思わずはっとしました。でいて、その先に腰…

パンダー

本屋で人間失格がパープルだった 新潮文庫のパンダがたくさん目に付いてはぁもうそんな季節なんだなと実感したその本屋で人間失格がパープルだった こころは真っ白だった 僕のこころはずいぶん前に手に入れたものだったからぼろぼろで黄ばんでいて変な臭いが…

逆転勝ち

相変わらず部屋がごちゃっとしている。 ただ、眠る際にぼんやり天井を見上げると、意外と部屋が広いってことに気がつく。その横になった状態で、足を天井を向けてぐっと伸ばしてみると、なんとなく天井に立っている気分になる。広い広い。ほっほっほ。

消臭リキ

「お部屋の消臭力」という名の芳香剤を購入した。 かなり前に購入した紫色の容器からは、もうラベンダーの香りがしてこないから。 今回は水色の容器で、「せっけん」の香りを楽しめるリキ。 そうして今、そのリキが未開封の状態で手元にあるのだけれど、開封…

だーだーだー

夏だ! なんて暑さだ! 25回目の夏だ! 夏はあと何回来るんだ!

朝ですよ

僕が住んでいるアパートのすぐそこには小さな神社があるのですが、毎朝、それも決まって七時頃、ピシャリピシャリと手を打つ音が耳に届きます。手を打つ音で年齢は判断できませんが、きっと僕よりずっと年上の人、いや、ひょっとすると年下だったりして。と…

天然色の人生

公演が終了しました。観て、楽しんでいただけたのならなによりです。 その数時間後に、EURO2008も終了しました。スペイン代表のみなさま、楽しませていただきました。とくにシャビさん。今度、ウイニングイレブンをプレイする際には、シャビさんとスナイデル…